[スカウトの事] 

 

[メンバー募集のご案内] [松戸第8団の事] [松戸第8団の活動] [松8ニュース] [リンク] [メール] [TOP]

日本ボーイスカウト連盟のHPより引用

スカウティングとは...

●スカウトとは

スカウトとは、「先駆者」の事で、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。

スカウティングは、この活動に自発的に参加をする青少年のためのものです。

人種、信仰などの区別なく、すべてに開放されており、キャンプや奉仕活動を通じて学区や学年を超えた、地域社会における教育活動です。

そしてその教育には青少年たちが自ら成長できるよう段階的なプログラムが用意されています。

スカウティングは、学校や家庭では達成できないものを補完していくものです。青少年が自分の知識および探究心、発見や理解を広めたいという願望を満たしていきます。

スカウティングは青少年の体力や健康、協調性やコミュニケーションの能力、リーダーシップ、心の平和といった、一人の人間として身体的、知的、社会的、精神的発達を促す活動です。

スカウティングは青少年にとっては、楽しいゲームやハイキングを行うことによって自らの能力を開発していくことになりますが、大人にとっても一つの挑戦になります。それは青少年と活動することによって世代間の隔たりを乗り越え、互いに理解しあい、そしてスカウト活動に参加することによって新しい体験を積み、個人的な成長をするからです。

●組織と構成

女子スカウトの入隊

平成7年以降各部門に女子の参加が認められました。同じユニフォームを着用し、キャンプやゲーム、奉仕活動など一緒に活動しています。

日本におけるスカウト運動の現状

現在、ボーイスカウト日本連盟は全国47都道府県に、それぞれ県連盟と事務局を設置し、全国的な活動を展開しています。活動は各県連盟の自主性と独自性を重んじ、地域に根ざした活動を行っています。各県連盟は、おおよそ行政単位ごとに地区を構成しその下に団・隊が組織されています。

平成20年3月31日末の加盟登録状況は、全国に2,791個団があり、180,466名(スカウト110,746名)が活動しています。

ボーイスカウト日本連盟組織図

 

 

 

 

 

 

 

 

日本連盟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県連盟

県連盟

県連盟

県連盟

県連盟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地区

地区

地区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビーバー隊

カブ隊

ボーイ隊

ベンチャー隊

ローバー隊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●教育

スカウト運動には次のような特徴が上げられます。

1.青少年の自発活動であること

2.青少年が、誠実、勇気、自信、及び国際愛と人道主義を把握すること、 健康を築くこと、人生に役立つ技術を体得すること、社会に奉仕できることの 人格・健康・技能・奉仕を4本柱としていること

3.幼年期から青年期にわたる各年齢層に適応するよう、年齢に応じた部門があり、 それぞれのプログラムが一貫していること

等があげられます。しかし、スカウト教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあります。 それは、”ちかい・おきて”の実践、班制教育、進歩制度、野外活動を取り入れていることです。

班制度

班は、少人数の青少年たちにより編成されています。 スカウトの班は、

・遊びの仲間により作られた、異年齢の集団

・仲間の一人にリーダーシップをとらせる

・6〜7のグループで、一人ひとりが、班の運営のために、明確な役割を分担する

などのことを特徴としています。班は、青少年たちの自治のグループであり、指導力と責任力を養成する場所です。

進歩制度

青少年には、それぞれ持ってうまれた才能もあれば、成長するにつれて興味を持つようになった趣味やスポーツもあります。 一人ひとりが、個性豊かな、伸びる可能性を秘めています。青少年たちの成長に合わせ、個性を伸ばしながら、社会人として 必要な資質をひとつずつ身につけさせるもの、それが進歩制度の考え方です。

進歩制度には、青少年が必ず身につけるべき共通のもの(修得課目)と、各人の得意な技能や興味を伸ばすもの(選択課目) があり、色々な活動を通じて課目の修得に努力していきます。修得課目は、課目の程度がひとつの段階から次の段階へと ステップアップしていき、規定の課目を完修すると進級章が与えられます。

これに対して選択科目は部門により、カブ部門ではチャレンジ章、ボーイ部門では特修章、ベンチャー部門では技能章と それぞれ名称が異なりますが、各人の興味や特技に従って選択し、技能を修得する課目が用意されています。

野外活動

スカウト教育での野外活動は、単に戸外ではなくもっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図しています。 つまり、大自然を教場としているのです。大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身に付けますが、 中でも、大自然の神秘に触れ、人のおよばぬ強大な力を感じるとき、創造主としての神を信じ、仏の加護に感謝する気持ちが生まれ、 自然に信仰が芽生え育っていきます。

このような日常のスカウト活動を通じて育っていく信仰心が年齢を重ねていくに従い、より明確な形となり、神(仏)への務めを 果たす社会人になっていくのです。

●世界への拡がり

スカウト運動の目的・教育システムは世界共通で、「ボーイスカウト」または単に「スカウト」と世界中で呼ばれています。1920年には、国際事務局がロンドンに設置され、以来、人種・宗教・言語など、あらゆる違いを越えて、世界中の青少年の友愛を深めることを目指したスカウト活動が積極的に展開されています。

平成12年11月末現在、世界では216の国と地域で2800万人以上がスカウト活動に参加しており、ボーイスカウトの世界組織である「世界スカウト機構(WOSM)」には、現在151の国と地域のスカウト組織が正加盟しています。、世界スカウト事務局はスイスのジュネーブに設置されています。また、これまでに2億5000万人以上の人々が人生の一時期をボーイスカウトとして過ごしています。この数字はスカウト活動が世界的規模で発展している事、その意義が広く世界に認められた証といえます。

 

スカウト運動の歴史

スカウト運動のはじまり

1907年、イギリスのベーデン・パウエル卿が自らが隊長となって、イギリスのブラウンシー島で20人の青少年たちとともに実験キャンプを行い、この結果と自らの体験を基に「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を発行しました。

ベーデン・パウエル卿は軍人時代に優秀なスカウト(斥候)であり、自らが体験したキャンプ生活や自然観察、自然体験を青少年たちの旺盛な冒険心や好奇心と結びつけ、そこから開発したゲームや活動を通じて 青少年たちに自立心や協調性、リーダーシップを身につけさ、社会に役立つ人材の育成することを目指しました。

スカウトとは軍隊での「斥候」という意味でしたが、ベーデン・パウエル卿は「平和のスカウト」として、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展に貢献する人」を 青少年たちが目指すことを説きました。

ですから、「斥候」というよりは「先駆者」という意味に動きをおきました。

そして、この本が出版されるとまたたく間に青少年たちに読まれ、読んだ青少年たちはそれを実行しはじめました。青少年たちは周囲の大人たちに「僕たちはボーイスカウトになりたいから、隊長になってください」と申し出るようになり、それはやがて海を超え、現在では世界の216の国と地域でスカウトの活動が行われるようになりました。

日本におけるスカウト運動の始まり

日本には1908年(明治41年)にボーイスカウト運動が伝わりました。

当時全国各地には色々な少年団(ボーイスカウトを当時はこう呼んでいました)が数多くありましたが、全国的な統一結成への動きが起こり、1922年(大正11年)4月13日に「少年団日本連盟」が創立され、ボーイスカウト国際連盟に正式加盟し、世界の仲間入りを果たしました。これが日本におけるボーイスカウト運動の始まりです。

 

Copyright(C) 2004- BoyScout 8th Matsudo group
All rights reserved

掲載物の無断転載・複製を禁じます